Ensamble Amedeo Mandolin Orchestra HOME  

2005年07月09日

ゴードン・ラムゼイ at 東京(2)

行ってきました。「ゴードン・ラムゼイ at 東京」。

都営大江戸線「汐留」駅からすぐのビルです。7月1日にオープンしたホテル「コンラッド東京」の中にあります。

1階のホテル入り口から、フロント行き直通エレベータに乗って28階まで上がります。もうこの時点からいかにも「高級」を意識して作られた内装にちょっとだけ気後れします。

高級ホテルなんて別に何度でも足を運んでいるし、気楽に出入りできるんですが、ちょっと人を拒むような雰囲気。このホテルは普通の高級ホテルとは違うんですよ。宿泊代もお高いし、誰でもが来てもらう必要はないのよ。と言われているような、ちょっと人を拒むような雰囲気だったりします。

それが顕著に現れているのはホテル内の数々の案内板ですね。分かりにくいんです。知っている人だけ行ければいいんです。って感じでしょうか。でも思い過ごしかな。

28階はフロントがありますが、それ以外に展望の素晴らしいラウンジ。そしてゴードン・ラムゼイのフレンチ、ステーキハウス、中華料理が入っています。その上の階がすべて客室となっているようです。

レストランはどれも結構高めの価格設定になっていました。

さて、で、ゴードン・ラムゼイですが、店に入って入り口付近はカジュアルなフレンチレストランの雰囲気になっていて、メニューも若干違うようです。単品でオーダーできます。

そして奥に入って外の見渡せるエリアが今回行った「ゴードン・ラムゼイ at 東京」。別に内装はそんな高級感はありません。そんなに広いわけでもないし、テーブルとテーブルの間隔も、どちらかと言うと狭い方かも。

メニューを見ました。基本的にはコース料理だけです。12000円(だったかな?)の7品コースが一番お安いものでした。
メニューの後の方に、3品選択コースみたいなのがあって、アラカルトメニューから選べるようになっていましたので、安く抑えるにはそれが良いかも。

とりあえず一番お安い12000円コースを注文。

お食事のお相手の人が、お酒を全然飲まない方なので助かります。最初からジンジャエールとか飲んでくれるし。ワインをボトルで注文しなくていいでしょ。僕は最初はビール。そしてその後はハウスワインをグラスでいただきました。

さてお料理ですが、そこそこ美味しかったと思います。その皿も量はとても少なめです。そして、フレンチにしてはあっさりとした、素材の味をそのまま活かす料理になっています。それなりに手は込んでいるのだと思うのですが、まあ、普通に美味しくいただけました。

コストパフォーマンスですか?

12000円で、あの程度の店内の雰囲気、店員のサービス、美味しさを考えたらちょっと高いですね。ゴードン・ラムゼイのイギリスの店は三つ星レストランなんだって言うことを知らずに食べたら、ちょっと美味しい普通のフレンチって思ってしまうかも。いやいや、僕はそんなに味に厳しくないですから分からないだけなんですけど。

ホテルが高級感をがんばって演出している割に、レストランは比較的カジュアルな雰囲気でした。重厚とか、豪勢とか、華美とか、そんな雰囲気ではないです。

また行くか。。

行かないでしょうね。
まあ、目的にもよりますが、勝負デートだったらもうちょっと安くても、それなりに「特別」な高級感のある雰囲気の店に行くでしょうし。

もうちょっと安ければねえ。

お酒をほとんど飲まなかったので、二人で3万円ほど済みましたが、これにワインなんかが加われば、まあ間違いなく5万円前後になりますよね。

しまった、ワインリストを見てくるのを忘れました。

さて、話しは変わりますが、このコンラッドのホームページ。ひどいですね。一体何を目的にしているのか、ホームページってみんなが何を目的に見に来るのか全然分かっていないようです。
何か、見た目の雰囲気だけ格好良く、高級感を出せばいいって思っているんでしょうか。このホームページに対する姿勢がホテル自体のサービスにまで影響しなければいいと思いますけどね。

このホテルに行って宿泊する、あるいは食事をする、あるいは待ち合わせをするという人の気持ちになって、試しに見てみてください。全然その人達のホームページを見る目的を達成できないと思いますよ。
ハイバンドとローバンドって何が違うんだろうか・・。ハイバンドはオープニングムービーが邪魔なのと、音楽が邪魔っていう違いだけのような・・・。

コンラッド東京オフィシャルサイト


この記事へのトラックバックURL

 
Copyright(C) 1998-2005, Ensemble Amedeo All rights reserved.